LT(Lightning Talk)って何?何を喋ればいいの?
こんにちは!
YWCDの植高です。
4月15日の第6回勉強会、参加された方、お疲れ様でした。
デザインに役立つヒントをたくさん手に入れることができました。
私は今回LTを初めて見て、久次さん(@lesson5)の発表に刺激を受けました。
たくさんのクリエイターの前で話す姿は、カッコよかったです!
私も、LTに挑戦してみたくなりました。
LTには誰でも挑戦できます。
そのため、22歳・デザイン初心者の私も、名刺代わりに顔を知ってもらえます!
まだ周りにYWCDのメンバーだと認識されているのかどうかも怪しいので………。
ハハハ!(笑ってない)
もちろん、おもしろい話ができる自信も、デザインのコツが言えるような経験もありません。
しかし、そんな私だからこそ、LTに参加する意味があります。
日ごろ学んだことをアウトプットすることで、さらに学びが深まります。
とはいえ、LTについてまだ詳しいことを知りません。
第7回勉強会でLTにチャレンジするべく、いろいろ調べてみました。
目次
1. LTとは何か
2. LTに参加するメリット
3. LTのコツ
4. LTのスライド作ってみよう
5. LTのスライド作ってみた
6. LT初心者だからこそ、ぜひ参加しよう!
1. LTとは何か
LTとはLightning Talk(勝手に意訳すれば「電光石火のような話」)の略で、発表者が約3-5分以内に発表するプレゼン手法のことです。IT業界(特に技術職)でよく行われているようで、参加者にとっては色々な話を聴くことができる貴重な場になります。
3-5分経てば、強制終了。
限られた時間の中で、発表者は話の要点をわかりやすく伝える力が必要になります。
とはいえ、発表者にとっては短いと不安ですよね。薄い内容しか話せないとか、盛り上がらないとか…。
いったい何がおもしろいのか?
LTについて、LTをよく知る先輩に話を聞いてみたところ、発表し合うことでみんなのクリエイティビティーが刺激されることだそうです。LTのプレゼンタイムは濃厚な交流の時間にもなります。短い時間であるため、発表者や参加者は集中して話したり聴いたりします。
この熱度の高さが、LTの魅力なのです。
2.LTに参加するメリット
LTに参加するメリットについて、いろいろ調べたことを、3つにまとめてみました。
①伝える・まとめるチカラがつく
先ほども書きましたが、発表は3-5分経てば強制終了です。
発表者は、制限時間内に話をするために準備をします。
話のムダなところを減らすために、本質的な部分だけをまとめていく中で、今まで学んだことや知っていたことを振り返り、より深く理解していけますよね。
LTに参加すれば、話の要点をまとめ、効率よく伝える力を身につけることができるわけです。
②人前で喋る耐性がつく
「人前で喋るのは苦手…」という人にも、実は、LTは向いているそうです。
20-30分の発表では、何を話せばいいのか決めにくいし、参加者に届けるメッセージをブレずに伝えることは難しいですよね。
その点、たった3-5分間を話すだけなので、内容をすぐに決められるし、メッセージもシャープに伝わりやすくなります。
発表のハードルが低く、参加しやすい! 発表の場数を踏んで、練習するのにも最適ですね。
③自分の存在・取り組み・主張を広く知ってもらうことができる
「自分のやったことを話したい、でも話せる場所がない!」そういう人もいるのでは。
やまぐち若手デザイナー勉強会では、自己紹介タイムがあり、参加者全員に小さなアピールタイムがあります。
それでも、アピール足りない方は、ぜひ、LTに参加するべきです。
LTは誰でも参加できるため、自分の成果や話したいことを堂々と話すことができますよ。内容は、企画の呼びかけでも、デザインへの提言でも何でもオーケー。
LT後は、話に共感してくれた人に声を掛けられるなど、交流や出会いのチャンスです!
もしかしたら、一生の仲間に出会うことができるかも!?
チャンスを掴め!!!
3.LTのコツ
続いて、LTのコツについて、3つに絞って紹介していきます!
①自分がおもしろいと思う話をしよう!
まず、LTの内容は、ちょっとおもしろい気になったことを選ぶと良いそうです。
例えば、同僚や仲間と楽しく話している時に、突然思いついたアイデア。巷のデザインに対する小さな不満や疑問だったり、心に秘めている仕事の信条だったり。「この話は面白いんだけど、30分も話すほどではない」という些細なこと。
たった5分の話に収めるだけなので、どんな所から話を持ってきてもいいんです。
自分がおもしろいと思うことでなければ、他の人が驚いたり笑ったりしてくれるはずがありません。
②わかりやすさと専門性が、両立した話をしよう!
また、参加者の興味を引き、わかりやすい話をすることも大切です。
興味がない話をされると、やはり聴く気がなくなりますよね。
参加者の中には、デザイン関係のベテランだけではなく素人や初心者の人もいるはずです。興味のある話でも、専門的で難しい言葉を使われたとしたら、とても理解することができません。
専門性がなければ聴く気がなくなり、わかりやすくなければ理解されない…。
難しいことですが、バランスの取れた話にすることも大切なのです。
③オリジナリティーのある話をしよう!
最後に、LTに入れたい内容として、ここにしかない情報を伝えることが大事になるようです。
参加者は、ここでしか知ることができないオリジナルの話を聴きたいものです。
例えば、発表者の経歴だったり会社で開発した商品だったり自主制作の作品だったり…。
発表者は、自分しか知らないような情報を発表にうまく組み込んでみてください。
LT初心者は、特に心がけてみましょう。
ここにしかない情報で、他の発表者に差をつけることができるかもしれませんよ。
4.LTのスライド作ってみよう
LTのスライドは、PowerPointやKeynote(Mac)で作られることが多いようです。
発表環境によってはPDFも。スライドが文字化けしたり、パソコンに使用書体がなかったりするトラブルがあるためです。
ちなみに、やまぐち若手デザイナー勉強会はどちらでもオーケーです。
また、スライドは5-10枚ほどに収めるのが良いそうです。
スライド作成のポイントは、簡潔に分かりやすく伝えることです。
例えば、絶対に外せない部分だけ文字にして、それ以外を画像などで伝えることが大切です。
参加者がスライドを読んでも疲れずに、話の核を的確に理解してくれますよ。
スライドの流れについては、スライドシェアというWebサイトにある「ライトニングトークの作り方」と題したスライド(全18枚のなかの14枚目)に、簡単にまとめてありました。
参考に載せておきますね。
ライトニングトークの作り方 from Daisuke Masuhara
5.LTのスライド作ってみた
私も、ざっくりとした流れだけ、LTのスライドを作ってみました!
どうぞ、参考にご覧ください!(参考になるか?…)
(テーマ)
グラフィックデザイン
(大まかな流れ)
タイトル:初心者がグラフィックデザインのプロに意見するために
自己紹介:発表者の紹介と話の趣旨について
本題:デザイン初心者がグラフィックデザインのプロに意見するための考え方
実際にやってみる:梅光学院大学のパンフレットデザインを考える。
まとめ:グラフィックデザインの新しい方向性を打ち出すための考え方をまとめる。
6.LT初心者だからこそ、ぜひ参加しよう!
このように、LTに参加すれば、多くの学びや貴重な体験ができます。
発表者になれば、他の人よりも多くのことが学べるはず!
そ ・ し ・ て
良いことずくめのLTに参加できる機会が、やまぐち若手デザイナー勉強会です!
第7回は6月10日開催で、LT参加受付中です!!!
LT参加は、「勉強会参加申込」時にお知らせください。(大事なことなので強調しています)
デザインもLTも初心者の私ですが、当日、クリエイティブの先輩方の前に躍り出ます!
皆さんも、一緒に参加してみませんか!
ではでは、お待ちしています!