実は汎用性高い?!ちょいクセフォント5選!〈有償フォント編〉
どうも〜、筑紫フォント大好きYWCDシモナガです。
便利ですよね、筑紫。
さて、皆さんは普段、どのようにしてフォントを選んでいますか?
セオリー通り?直感?ひたすら当てはめてみる?
選んだフォントがバシッとキマったときの快感ときたらサイコーだぜ!!って感じですよね。
世の中に出回っている数千とも言われる種類の中から最適なフォントを選び出す、とても大変なことですが、これもデザイナーに求められるスキルのひとつです。
今日はそんなフォントのお話。
悩んだときに選ぶべき、使い勝手の良い「ちょっとだけクセがあるフォント」を紹介していきます!
目次
1.丸明オールド
2.すずむし
3.キリギリス
4.フラミング
5.筑紫オールド明朝
6.まとめ
1.丸明オールド
使い勝手★★★★★
まずは砧書体制作所(旧カタオカデザインワークス)の丸明オールド。
このフォントはレトロ系のフォントで、ちょっと前に流行ったんですが、
未だによく見るフォントのひとつです。
最近ではOpenType版も出てきたので、より使い勝手がよくなりました。
特長としては、止め、はね、払いの部分に丸のエレメントが使われており、
漢字は直線的で、カナは筆の動きを強調されてます。
ちょっと古風ながら女性らしいラインがやさしさ・あたたかさ・女性っぽさ・やわらかさを表現するにはいい感じで使いやすい!!
不思議と文章にしても可読性が落ちないフォントです。
こんな感じで使われています。
シックなカラーに大人な感じを演出するのによく合ってますね。
2.すずむし
使い勝手★★★☆☆
次にモリサワのすずむし。
このフォントの特長は、なんといっても筆ペンで書いたような、親しみを感じさせる可愛らしさ。
ただ、文字一つ一つが特長的過ぎるので、本文等のコピーには向いていないようですが
タイトルや崩し文字として扱うには重宝すると思います。
こんな感じで使われています。
独特なラインは、液体などを表現するにはぴったりです。
3.キリギリス
使い勝手★★★★☆
3つ目は七種泰史 氏 が作者のキリギリス。
このフォント、目にする機会が多い。多すぎる!至るところにきりぎりす。
キリギリスの魅力はなんといっても、親しみやすさと懐かしさじゃないでしょうか。
レトロ系のフォントでありながら軽快さ・POPな感じがあり
使いやすいところもポイント!!
こんな感じで使われています。
レトロなデザインにとてもマッチしたフォントじゃないでしょうか。
どこか懐かしい感じがしてしまいます。
4.フラミング
使い勝手★★★★☆
4つ目も七種泰史 氏 が作者のフラミング。
このフォントは明朝をベースに作られてますが、部分的にハミングっぽい要素が含まれており、
軽やかで動きがあり、楽しさを演出できるのが特長です。
こんな感じで使われています。
文章の内容の割りには不況さを感じさせず、子どもの呟きと分かる感じがなんともいえない。
5.筑紫オールド明朝
使い勝手★★★★☆
最後にFONTWPRKSの筑紫オールド明朝。
シモナガの筑紫フォント!
中でも一押しなのがこの筑紫オールド明朝。使用頻度(依存度というべきか)はかなり高いです。
明朝をベースにペンで書いた様なやわらかさがあり、どこかリッチな雰囲気を匂わすフォント。
今ではファミリーがずいぶん増え、ウエイトも多くなっているので使い勝手は抜群です!
こんな感じで使われています。
こんな感じのコピー兼タイトルとして使う際に栄えます。
それにしてもお酒系のデザインには明朝が合うわ。
6.まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今日ご紹介したのはどれも有償フォント。(フリーフォント編はまた今度。)
さすがのクオリティーで、普段の業務でも大活躍ですぞ。
そんなわけで、自分にとって使い勝手がいいフォントを見つけておくと迷ったときに便利かもしれません。
ではではよいデザインライフを。